12月1日に3回おこなった連想を12月5日にもう一度やってみたところ、同じキーワードでもいくらか新鮮に感じられました。
日記を見返すと12月1日の1回めはつじつま合わせでずいぶん時間がかかっていたのが観てとれます。
同じ日に時間をズラして同じキーワードを繰り返すと3回めには思考に道筋ができはじめ、それは、動きのイメージやひろったヒント、なにをするか、してないかの連想がつながってきたからでした(つながらないままのものもあります。それはそのまま保留にしておきます)。
12月5日で印象的だったのは「パーキングエリアで休憩のたこ焼」➡️「意外とお腹がすいているんだな」から、お腹がすいている、をメタファーにすると「なにかつかみきれていない」となりメモ。ふと「たこ焼き」にフォーカスが変わり「舟形の器に乗っているたこ焼」が連想されて次の「丸太を転がして舟をだす」の「舟」とつながってきました。そうこうしてその「舟」は「どんなつかみきれていない舟なのか……」で連想が続いていく。
他には「千秋楽の幕開け」で「幕開け」にフォーカスをした連想がもう一方の「幕が開かない」視点となり、そうとなったらどうしてるか、どうするか……と連想が続き、180度反転ではなく30度くらい傾いた視点が続いたりもしました。
こんなふうに一見すると関係がないように思われるキーワードや出来事から物語は始まり、日々の暮らしのだしとなり「これから」の発露がうながされていきます。
「メタファー」の語源は「アンフォーラ」。
古代ギリシャで使用されていたワインや油を保存、運搬する壺のようなものです。
「貴重な物資を運ぶ」➡️「記憶を運ぶ」から派生したのが「メタファー」のはじまりです。
「メタファー」には1つのメタファーに100~800くらいの意味を含むことがあると言われています。
ですので、まずは決めの言葉をひろいに行く前に景色や体感からつぶやくように連想してみるといいかもしれません。
例えば「丸太を転がして舟をだす」であれば「丸太」でひとつ、「転がして」でひとつ、「舟」でひとつ、「だす」でひとつ。
キーワードひとつずつの連想でワードが4つになります。その4つをもって「丸太を転がして舟をだす」でひとつにする、といったぐあいに。
〈サインマップ〉の初回15分~20分のワークでひとことも話せないまま次の回、その次の回とワークしていくうちに、つぶやくように連想がうながされていくことは少なくありません。
【リズムナンバー】でもその時々のやりやすさがありますので、波と線でリズムを描いてから連想してみたり、キーワードがなにひとつピンとこなくても謎が解けるかもしれないし、解けなくてもいいのかもしれないので、それはそれとしておきます。
来週もまたここにいらしてください。
読まずにチラ見も大歓迎です。
それでは、来週の【リズムナンバー】
12/9~12/15をお届けします。
△12/8 (263 月8)
「うれしい知らせ、祝伝」➡️「 」➡️……
⬇️
△129 (264 月9)
「行きと帰りに橋をかける」➡️「 」➡️「 」……
△1210 (265 月10)
「手帳の最後のページ」➡️「 」➡️「 」……
△1211 (266 月11)
・「バンドエイドを傷口に貼る」➡️「 」➡️「 」……
・「◯◯を傷口に貼る」
△1212 (267 月12)
・「底辺を結ぶ」➡️「 」➡️「 」…
・「◯◯を結ぶ」
△1213 (268 月13)
・「仕上げのジュレ」➡️「 」➡️「 」……
・「仕上げの◯◯」
△1214 (269 月14)
「窓から見える」➡️「 」➡️「 」…
△1215 (270 月15) 満月🌕️
「組み合わせて組み立てる」 ➡️「 」➡️「 」……
北の地方では雪がふり、山では冬ごもり、冬眠がはじまるころ。
江戸時代では十二月十三日に「大掃除、煤払い」が行われていました。
「正月事始め」とあわせてお正月の準備をはじめたいころ。
今日も来週もいい日々を、いい眠りを。