「今日もいい日を、いい眠りを」

【ゆらぎと眠り】のセラピスト浅沼瞳です。二宮町在住。サインマップ、リズムナンバー、ミントと。心身と数の探究ブログ。

「波と線のリズムを描く」応用編

「波と線のリズムを描く」。

慣れてきましたか?

前回は「1日を通して」心身の状態の波を線で描きました。今回は応用編で、その日あった印象的なできごとにフォーカスするバージョンです。

最近、サインマップのワークの仕上げに「サインマップが始まる前とサインマップが終わった後」に設定して、波と線のリズムを描いてもらっています。

紙の下から3~4回描き、仕上げに1本の線にしていくと、心身の状態が線の動きに反映されていきます。

5分後?くらい。けっこうあっという間に「描けました」の声がありました。

それがこちら。

はじめは少し躊躇があったものの、描きはじめたらおそらく、スイスイと。描いてる最中、私は見ていないのでおそらく、スイスイと。その後「解説」をしてもらいました。「解説」をすると、外側に意識が向いていた方は内側に意識が向くので、じぶん発信の言葉が現れてきます。「解説」はとっても大切なんです。そして、スイスイと描けたのは、おそらくサインマップで外側にむかっている意識を出せていたからなのではないか、と思います。

印象的だったのは、線を描いているうちに「あれ、波になってない、波で描けないからグルグルになった」のが⬆️の図です。この、「心身の機微をそのままとらえて描けている」ということと、解説で「グルグルの正体がなにか」をスラスラと話していることに私は感動して、思いがけず息をのんでいました。そうして「グルグルの正体がなにか」の先に仕上がったのが一番上の1本の波の線です。

この「波と線のリズムを描く」は、暮らしのひとコマにも応用できますし、前回、勉強という名のリラックスタイムで少し紹介したように、「なんていうことのないときに含まれている波立ち」にフォーカスしても現れてきますので試してみてください。「1日を通して描く」よりも、心と記憶と身体のぎゅっと圧縮されたものが出てきますし、どこでフックがかかるのか、の思考ルートもたどりやすくなります。設定した「ここ」にフォーカスする場合は、見返したとき、紙に描いたほうが空間に描くよりも流れていかないので、「描いたときに気づいていたけれど流れていったなにか」に、ふと心がとまりやすくなります。この、ふと、心がとまるのは、心身のルートの接触が変わるような感覚で、これからの合図にもなっていきます。

ご参考に。

⬇️

「波と線のリズム」

https://yuraginemuri.hatenablog.com/entry/2023/06/03/123032

「いただきますの声」

https://yuraginemuri.hatenablog.com/entry/2023/06/03/164659

「寄り道のあと」

https://yuraginemuri.hatenablog.com/entry/2023/06/11/213429

 

それでは、今日もいい日を、いい眠りを。