「今日もいい日を、いい眠りを」

【ゆらぎと眠り】のセラピスト浅沼瞳です。二宮町在住。サインマップ、リズムナンバー、ミントと。心身と数の探究ブログ。

仕上げが見つかる【ゆらぎと眠りのリズム】7/3~7/9

再購入したジャック・ラカン精神分析の四基本概念(上)』。根を上げた記憶があるだけに遠退いていたので、そーっと、そーっと1ページ目から開いていって、岩波のこのロゴやっぱりすきだわ……土器かしら、とかしながら目次へ進み、目次に目をとおして「精神分析の基本概念(上)」がいよいよはじまり、破門の章を1ページめくり「!………レヴィ=ストロース!!」そうだった、そうだった、そうだっ、た!

静かにそーっと、本を閉じました。暗示です。そして、身が引き締まりました。そんな一週間でした。

みなさんは、どんな一週間でしたか?

「波と線のリズムを描く」は、描いたものを誰かに見せるとなお、いいです。前回のブログの応用編で、見せてもらった私が教わったことは、私がそれまで描いた波と線は、ほとんどが「波と線の波形なので、連なっているもの」として描いていて、けれども彼女はそのまんま、途切れたものもそのまんま描いていた。ちまっとではなく、途切れていてそれぞれ別々のもの、として描いていた。そして、渦の「間隔」にもなにかあって、その間隔を埋めようとしないその「間、空間」にも描かれていないなにかがあって、それは、これから彼女にゆっくり響いて、気づいていくのかもしれない。そして、そのままを描くとは「体感がともなう」ということか……と、描いているところを見ていないけれど、描かれた波と線からそのまま見せてもらえました。特に、手を動かす。「手を動かす」がこのワークの肝かもしれません。ただ、手を動かす。

追記:ここまで書いて、書き始めたときは、お互いに気づくことがあるから見せるといいよ、と書いていたし、もちろんそういう部分もあるし、でも、それよりも、こういう直接的ではないにしろ弱さが含まれるものを見せるという感情のハードルをぬけて、「見せる、見せた」こと、それだけで、ようやったといえるお祝いといっていいのではないかしら、と。弱みをなかなか見せられなくて苦しい方は、こういうことからはじめてみるといいと思います。そこから、弱さが弱さでなかったり、やっぱり弱さは弱さだったり、チャームポイントだったり、いろいろ、いろいろ、出てくる。そうしてまた描く、見せる。そのくりかえしで感情の接地面がふえて、ふえると振り回されるのではなく、振り回されにくくなるのではないか。揺れて振り回されても、ぐいっとまた、今までと少しちがった軌道に乗せられるのではないか。こうして仮説をたてておくと、そうであった場合、そうでなかった場合、どちらにしても、また他の可能性が出てきたときのバネになってくれます。これは、特にヘーゲルから教わっている方法です。なおかつ、方法うんぬんを片隅にいったんおいておいて、まずは、「見せる、見せた、ようやった」でお祝い。つづく………。

 

それでは、今週も【ゆらぎと眠りのリズム】

7/3~7/9をお届けします。

 

△7/3(104 月16)

「学びのよろこび、ひとしお。まとめてみる」

△7/4(105 月17)

「えーっつ!そんなそんなっ!と言いながら、嬉しいひとおし」

△7/5(106 月18)

「中心から外へ充ちてく。バシッと決まる」

△7/6(107 月19)

「夏の光に映えるもくもくの雲。圧巻」

△7/7(108 月20) 小暑大暑

「月がふっくら、目的もふっくら」

△7/8(109 月21)

「夜のはじまりに透きとおった赤い星。仕上げが見つかる」

△7/9(110 月22)

「オーバーラップからの………和み」

 

〈軌道数ごとのポイント〉

軌道数の出し方はこちら

⬇️

https://yuraginemuri.hatenablog.com/entry/2023/01/07/183147

 

【1】ともすれば、ひとりで考え込みがちな「1」ですが、いままでの学びがちゃくちゃくと進みます。「派生する光」をたどって声をかけたり、取材したり、インタビューをしていくと、向こうからでっかい光がボン!とやってきます。

【2】あたえられたテーマを活かすのが得意な「2」にとっては、すこし苦手な「私をだしてく旅」がはじまります。今週はその前の、氷がとけてくような「ほっとひと息」ウィーク。

【3】やんちゃさで乗りきってきたけれど、そうもいかなくなってきます。そこからじっと見すえて、自らはげまし、土俵をかえていきます。ぐいっと「手をのばす」実践。

【4】まわりを真面目にサポートする「4」が、めずらしくセンター直線コースを走ってます。そして、そのままゴール!!さらに砦を築かず、得たものもにぎりしめず「風のようにその先へ」。実りのラストスパート。

【5】まとめよう、まとめようとしなくても「まとまって」いきます。アンコールに応えるための仕かけを考えたり、その仕かけも向こうからやってくるように流れてきます。流れに乗れるしっかりさんがまわりにいるかもしれませんし、いなくても合流できる培ってきたものがあります。

【6】ビーチサンダルの音を世界に鳴らして歩くようなくだけた軽快さと、内に宿る赤い星をたずさえて、「もうあるものを仕上げて」いきます。天と地、空と海に橋をかける。

【7】ジャジャーンとギターを持って登場。インドア「7」の隠れキャラ全開です。いつもの場所ではないところへ「試しに行く」。

【8】しっかり者のしっかりをはずしていきます。「8」はどーんとした安定感があるだけに何かと任されてしまいがちですが、自ら請け負うのではなく、考えるきっかけをつくったり、「間をとりもつ舵とり」をしていきます。

【9】いなければいないほど、存在感があります。この2、3ヶ月あった警戒心がほどけ、「そのままになる」感覚です。ゆるやかに、でも、ここと、ここにも。

 

「皐月」から「水無月」、「小暑」から「大暑」へ。

梅雨が明け、暑さが本格的になるころ。にぎやかな夏の到来です。

6月21日あたりからゆれた「夏至」の勢いが、このあたりで反映されていきます。熱々の方も流れに流れていく方も、してきたことが今週、現実に現れてくるころです。そわそわ、わくわく楽しみですね。

 

今日も来週も、いい眠りを。