・音の言葉・
426.7hz(A)
〈言葉〉
花束
ギフト
いたい人といてごきげん
となり合う音と仲良し
色・ あわいピンクの鴇色(ときいろ)
〈言葉〉
現実がいちばん厳しくて
とても優しい
吸い込む
色・瑠璃色
〈言葉〉
立ち返り
振り返り
脱出
色・紺碧
先日、ドラッグストアーの店長に「その返事はすぐやらないな」と、頭ごなしに決めつけられて怒り浸透。確かに返事はハキハキしたものではなかったけれど、店長の言っていることを理解して、どうすればいい?そうか、こうしよう、にいたるまでに時間がかかって即!返事ができなかった。その間があった。だけど、すぐやろうと思っていたからこその、怒り浸透。
そんな時、ひろーい心で、悪気はないし、言われたことをすればいい、としていると、ひろーい心にざっくり包まれている包みの中を見過ごしてしまうことになってしまいます。言い合うのはエネルギーがいるし、めんどう。けれど、そんなふうに思っていない気持ちをしまいこんで、これから先、決めつけられた気持ちをずーーーっと積もり積もらせていくことの消耗は、言い合うエネルギーのはるか上をいく疲労こんぱいです。暮らしや仕事において、ほんの少しの、通りすぎてしまえる心や気持ちの機微と向き合うことから、心や気持ちをそらさないって、とってもたいせつだと思うし、こういう時の「ま、いっか」はひろーい心でもなんでもないのでは?とさえ思うんです。
その後、店長に「すぐやろうと思っていましたよ!そんなふうに言われたらやる気なくします!」と言ったら、マスクから上のわたしの目力に相当凄みがあったらしく、「ごめんなさい!口悪くて」「こんなに怒られたの久しぶり過ぎ。気をつけます」とのお言葉が。「いいんですよ。店長気にし過ぎるから、もう、気にしないでください」で、解決。店長は店長で妻子あり、数々の理不尽さをくぐってきているし、悪かったと思ったら口先だけではなく、あやまれるし、スッとありがとうも言える高飛車ナイスガイです。こうして何かあった時に、お互い言い合える関係ができたことは、これから先の仕事がスムースに進んでいくはず。言い合えないと、顔色をうかがったり、相手の出方で反応が変わったり、相手を試したり、疑ったりの目線にはまっていってしまい、よっぽどキツイです。
私は、ポジティブな言葉や気持ち、ちゃんとしている態度や行いだけで上手くいくとはとても思えないんです。おろおろしたりでこぼこしたところが垣間見えたりする人のほうが魅力的に映りますし、むしろ、そういう時に取り繕いのない、人の真摯さが表れているような気がしています。それこそが、信頼関係につながっているように思えてなりません。
426.7hzの・音の言葉・でした。
☆追記
〈言葉〉
信頼