「異常を除いて正常であろうと考えている養生人は多いが、問題は異常ではない。問題は異常の中に正常を保っている体のはたらきである。それがどのように働いているか、それを確かめることに養生の道がある」(野口晴哉)
桑田ミサオさんに感化され、NHKに放送受信料を払いワンセグでTVを見始めました〈ゆらぎと眠り〉のセラピスト浅沼瞳です。
TVを見始めたと言っても、きほんドキュメンタリー番組でして、そうは言っても10年以上地上波を受信していない生活でしたのでとても新鮮✨
&放送局の中でも好みの放送局はNHKでびっくり。プロフェッショナルをはじめ、全体的におもしろい、見たいと思う番組が増えています。
最近でもないでしょうけれど、ニュース、報道番組をサッと見ていると、例のウイルス渦がまだまだ続いています。
わたしは常連さんはもちろん、常連さんではないお客さんとも仲良くなれる術を身につけてしまって、すっかり辞めるタイミングをのがしているドラッグストアで会えたらラッキーくらいの頻度で働いてもいます。
ドラッグストアで働いていると、売れるもの、急に売れだしたものはニュースをはじめインターネット情報の影響力が分かりやすく表れてくるので、その動きそのものがわたしにとっての情報源にもなっています。
ドラッグストアでもっぱら品薄が続いているのが痛み止め、解熱剤各種。
我ながらドラッグストアで働いているのにゆかいな人だなあと思うのですが、わたしは風邪をひいても、まずお薬を飲みません。
ワクチンをはじめコロナウイルスに限らず、対策としては自己免疫力を養わなければ片手落ちです。
消毒、マスクにまじめでも睡眠、食事、運動はどうでしょうか。わたしは
「すこやかであること」
がいちばんの対策だと思っています。
ではなぜにドラッグストアで働いているのかを話しはじめると、いくらでもどんどん脱線していく一方なのでwwいさぎよくここからは〈ゆらぎと眠り〉のセラピストをさせていただくことにしまして
「すこやかであること」の体へのアプローチをカンタンにあげると
・腸内環境をすこやかに
・自律神経もすこやかに
・体温を高めることです。
腸内環境をすこやかにするのはなぜかというと免疫細胞の約7割が腸に生息しているからです。
さらに腸イコール脳の伝達信号で自律神経のバランスをとっています。とはいえ、自律神経を調えるのはカンタンではありません。なずなら自律神経は意志のコントロール範囲外にあるからです。
体温、血圧の調整、内蔵のはたらき、呼吸などなど
ヒトの意志以外に自律してはたらいているので眠っているときも生きていられる訳なのですが
その一方で自律神経が乱れた時にも意志のチカラのみでコントロールはできません。そのままの状態が続くと体力が落ち免疫力を低下させてしまうことになります。
ではどうすればいいかというと、ひとつの方法として体温を高めておくことです(理想は36.2~36.5℃)
まずカンタンにできることは就寝前にお風呂に入ることですが、ここで伝えておきたいことはお風呂に入る方法ではありません。免疫力についてです。そうでした、あやうくお風呂の入り方でブログが終わってしまうところでした。それでもまあいいんですけれど、何よりもまず伝えておきたいのは免疫力のことでした、そうでした、そうなんです。
風邪をひいたら熱が出る、炎症がおこるのは免疫力のはたらきであるということです。
それを解熱剤で下げてしまうのは、もともともっている自然免疫をはじめ、生まれてきてから気づいたり気づかなかったりしながら、コツコツ獲得してきた免疫がはたらけない状況を作り出している、ということでもあります。
その中でも命にかかわるような炎症や熱という場合もありますし、基礎疾患があったり、高齢で免疫力が下がっているときには外側から熱を下げるのもひとつの手ではあります。
ただし、日々睡眠がとれて、2~3食食事もとれて、適量に運動ができている人にとっては
免疫反応がおこるから炎症をおこすのであって、熱を出た→お薬飲もうの方程式は
もともとある気力、体力、免疫力を使わずに失ってゆくことになってしまい
さらに、免疫力が低下されたままの状態が続くことによって、ちょっとしたことでも風邪をひきやすくなってしまいます。
というわけで
「すこやかであること」のひとつである免疫力は、
生きること全体の流れからすると、炎症をおこす力を起こすことによって、体全体のバランスをとろうとしていること、といえます。
と、今日のところはここまでにしておいて、免疫もろもろについてはこれから小出しにしていこうと思いました。
みなさんも情報を鵜のみにせず(もちろんこの情報も)できることを探してみてください。
すこやかな紫蘇
いただいた黒ごまがどうなっていくのかはまったく未知です。
みちみち。