「今日もいい日を、いい眠りを」

【ゆらぎと眠り】のセラピスト浅沼瞳です。二宮町在住。サインマップ、リズムナンバー、ミントと。心身と数の探究ブログ。

浅い眠りの正体は

今朝、浅い眠りで起きたら重だるいを痛感した〈ゆらぎと眠り〉のセラピスト浅沼瞳です。

雷雨⚡
どーーっと降ってきましたね。すごー。
みなさん地域はいかがですか。降られちゃった方は雨宿りできてますかー。

畑では藍がぷりぷりで収穫時なのですが、あと2、3日雨が降ったり止んだりが続きそうなので晴れが続くまで待ちまーす。
梅仕事をするかたも梅雨あけが待ち遠しいですね。

天日干し待ちの藍。

f:id:hotomo9:20210713141223j:plain




先にふれましたとおり、いつも夜はすやすや眠れるわたくしが、今朝はなかなか起き上がれず、なんとか体をあたためて、起きたら起きたでボーッとしてる、目の下にクマができてる事態に見舞われました。

「あー、眠りが浅いと重だるいってこういうことかあ、、、」と痛感。

頭の回転も眠りが浅いと時速8キロ。効率がどうとか言う前に、はたらかせたくても働きませんでしょ。
そうであれば、
からだを動かすべく
朝ごはんを食べ、洗濯機を一回まわし、食材の買いだし、友人の誕生日プレゼントの準備と発送などなどをして、やっとだるさが抜けてきました。

今回の浅い眠りの正体は
「からだの冷え冷え」でした。

おとといの夜は雲っていて湿度も高く気温も高め。今年はじめてタオルケット一枚で眠りにつき、いつもどおりのお目覚めでした。

その調子で昨日の夜もタオルケット一枚で眠りについたら
さあ大変。

ノンレム睡眠中にこまめに起きてしまうんです。
「さむー」って。
ですのに、手の届く範囲に薄がけふとんがなかったものですから、タオルケット一枚のままうずくまるという対処をし続け、起き上がるまでに4、5回は目が覚めて、しかも寒いままですから、からだは「寝ちゃダメ」信号をずーーーーーーっと送り続ける、ノンレム睡眠になりきれない、脳は休めない、レム睡眠中にも目が覚める、からだの疲れがとれない、起きたら重だるいという、見事な方程式そのまんまで逆にさわやか!とはとてもとてもならない寝起きとなりました。



わあー、
これはしんどい。
痛感というよりも身に染みました。
今も染みてます、沁み続けてます。
それくらい沁みました。



そんなわけで
すやすや眠れるセラピストが眠れなかったせっかくの機会ですからブログに訪れてくれている方にも、ここでちょっぴりお勉強タイムをはじめましょ。
はじめますよ、
はい、
はじまりはじまりー。




〈ゆらぎと眠り〉のセラピーを受けにいらっしゃる方には、睡眠で悩まれてる方が多いのでレム睡眠、ノンレム睡眠のしくみをお話しているなかで、ほとんどの方がレム睡眠は浅くてダメな睡眠、ノンレム睡眠は深くていい睡眠という分け方をされています。そうです、そんなんです。わたしもそう思っていました。


ですが、たんに
眠りが浅い深いと分けられないのが睡眠の奥深さです。



レム睡眠(浅い眠り)の時の脳は、活発に活動中です。例えば記憶の定着や捨てる忘れるなどの整理をしている一方で運動神経系は働かず筋肉はゆるみ、視覚や聴覚も完全に働かない状態になります。これは、意識はあるのにからだは動かない状態です。
まどろみのもう少し睡眠よりで、金縛りなんかはレム睡眠直後に起こります。

一方で、ノンレム睡眠中の脳は休息モード。活動中のエネルギー消費量は一日の中でもっとも低くなります。ただし、運動、感覚系は活動しているので、寝返りをうったり大きな音がしたり急に明るくなると目を覚まします。

たんに、浅い深いとはくくれず、「それぞれの眠りの最中でそれぞれのはたらきをしている」、という状態を6、7時間睡眠中に3~4回くりかえし、明け方が近づくにつれてレム睡眠時間が長くなり、レムでもノンレムでもない状態に移行して目が覚める、というわけなんです。



今回のわたしの睡眠の原因は「寒さによるからだの冷え冷え」。
スコンと眠りにおちる時もありながら、レムなのかノンレムなのかなんなのよ、という自律神経までもフラフラ。
からだの疲れに見あった眠りがとれなかったことによる重だるさでした。

ということは
ふだんから眠りが浅くて、、、という方の原因は精神的な不安やなやみといったストレスではなく、からだが冷えてるだけかもしれないとも言えまして。
わりと、いらっしゃるんですね、なやみ探しがなやみになっている状態。そういう時はいったんグッとからだにフォーカスをあてきって対処してみると、道がぱあーっと開けたりします。


そこで、今の季節で対処するなら
「バスタオルカイロ」がおすすめです✨

作り方は

バスタオルに厚みをだすためにバスタオルを長方形に三つ折りにたたんで、できあがり!
わお、かんたん💕

この
「バスタオルカイロ」を横置きにして
おへそと生殖器のあたりにふんわりポン!とのせます。
(6月のからだつくりのコツのひとつで紹介した「おへそに気を通す」のタオルバージョンです。小さいタオルではなくバスタオルでつくると、多少寝返りをうってもからだから離れにくいです。)

その上にいつもどおりタオルケットや薄がけをかけて眠りについてみてください。


足元があたたかく
頭はすずしい状態が保たれて、すやすや眠れますよ。

あつくなってきたら一気にタオルケットをはずさず、「バスタオルカイロ」をはずせば適温になりやすいですし、
夜の気温がガクンと下がって寒かったり、からだが冷えたりしていたら薄がけを「手をのばせば届く範囲に」準備しておくといいです。
ここでのポイントは「手をのばせば届く範囲に」です。今回学びました、これとおーっても大切です。

なぜなら
レム睡眠中って(レムなのかノンレムなのかは正確には判別できませんが)
からだは動かせないんですが、なんとかかんとか胴体は動かせなくても、手はのばせるんです。
東洋医学では「心の気は手に集まる」と言われているように、手は意識と無意識のあいだを汲み取って動いてくれます。
ですが、心臓から下はそうはいかなくて、負担がかからないように、じょじょにギアを上げてあたたまってきたら起き上がれるみたいです。



「手の届く範囲に」薄がけを準備しておく。



すこやかな眠りのために、休息モードでも手はなんとかかんとかのびてくれますよ。



「バスタオルカイロ」は冬は冬でおすすめですし、これだけで朝までぐっすり眠れるようになった方がいて、もしも、からだの冷えを感じていてなおかつ眠りも浅いと感じている方はまずは実験、お試しください。


「バスタオルカイロ」でも眠れない方は〈ゆらぎと眠り〉のセラピーまでご一報です。
睡眠導入剤を飲まれている方も、です。
あの手この手で向き合って、時には時間がかかることもありますが眠れるようになりますよ。見えない領域同志である音の世界もきっと呼び水になってくれます。

興味をもってくれたら
ツイッターも運営中です。瞬発力を養ってます。
いい感じです(^^)

@yuragi_nemuri

で検索してもいいですし「ゆらぎと眠り」で検索してもすぐツイッターを見つけられます。



そしてそして



今日はもちろん!
すみやかに
「バスタオルカイロ」をして眠りにつきます🙋