こんばんは。
今月も今日で最終日。
どんなひと月でしたか?
〈ゆらぎと眠り〉のセラピスト浅沼瞳です。
実はわたし、今月は焦っていました、「なんにもしてないっ」って。
というのも、去年の今頃は音叉のレッスンを月に4回開催していて、外に出て、初めましての方達と会い、思いついたことを試しに試して…………と、とにかく「外に出て」動いていたんです。
それを今年はまったくせず、施術、畑、音茶、スプレー、バレエ、経穴の深堀り……
ん?あら、なんにもしてない訳じゃなくて、、、
あ、そうか、外に出回っていないだけでなんにもしてない訳じゃないんだ!とわかってからは、バチっと歯車がかみ合い出しました。
単純ですよ!
加えて、歯車がかみ合いはじめた立役者とも立役本とも言えるのがこちら。
厚さ4cm以上あります。
坂口恭平さんの「発光」。
中身は
このパターン。
言葉と文字数、文章を、最大数に配置できるパターン。
この立役本をパラッと開いて思いましたよ。
「もう、これは……辞書でしょ」。
それでも購入してしまったのは、
実家に父、母の誕生日プレゼントを渡しに言った帰りのこと、途中下車してうきうきして立ち寄った
本棚が背の高さをゆうに越えてしまうから、脚立が随所に置かれているほど膨大な書庫と言ってもいいくらいに並べられている本の中で、この本は文字どおり
「発光」していたから。
手に取った時には本の厚さにはまったく躊躇せずにレジへと向かったのですが、先程も申し上げました通りパラッと開いて躊躇いたしました。
「もう、これは、辞書だょ」笑
ただ、ありがたいことに前文で、「全部読んだら疲れてしまうと思うから、適当なところを選んで気になった箇所だけ詠んでもらえれば……」と書いてあったことと、「とにかく暑苦しいからその頃の言葉を鵜呑みにしないでほしい、もちろん、鵜呑みにするようなバカはいないと思う、それでもよく書いてきたなあとそれだけは感服するし、一円にもならない文をこんなにも。バカだなあと思うし、バカでよかったなとも思う」というような文章があって、ホッといたしました。
「この方法なら読める、にやり」
そうして連日パッと開いたところから前後5~10ページを読む、という読み方で、いつかコンプリートできそうです。もともとがツイッターでツイートしたものを抜粋してあるので、実は区切りよく読みやすくなっていますしね。
この本が気になる方は、二宮町にお住いでしたら二宮町図書館にもありますので、まずはパラッと開いてみてはいかがでしょう。
他の坂口さんの本も確か8冊蔵書されています。
この場でわたしがあれこれ書くより、坂口さんの自動筆記の無数の言葉を、そのまま目から吸い込んでみるのがいちばんだし、今の坂口さんのツイッターを見るのがいちばん。
こんな方が日本にいるんだあ、と、それだけで、歯車がかみ合いました。
もともとは去年の今頃に知り、今となっては、わたしがツイッターをはじめたのも坂口さんの影響がかなりありありなんだなと、今さらながら深くうなずいています。
この一年もいろんなことがあったけれど、やっとやっと、生まれてはじめて、ゼロが体感として見つかった感覚です。
まだまだまだまだ、ゼロがからだに染みついてはいませんし、言葉もぎこちないのですが、
「イメージは事実です」
「食っていくために仕方がないという人間の特徴はただ一つ、試したことがない。スナフキンに怒られるよ。ほんとに」
このふたつの、今日のパラッと読みから吸い込まれた言葉を眠りに寄せて、ぐっすり眠り寝ます。
最後になりましたが、これをいちばん伝えたかったんです✨
今月はブログ〈ゆらぎと眠り〉史上、ダントツのアクセス数をみなさまありがとうございます。
何が出てくるかはわからないまま、うんとこしょと育っていきますので、これからもよろしくお願いいたします。
ぎりぎりセーフっ
もうすぐ明日になるところでしたっ。
今日もいい眠りを。
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てんきゅ。