風ごうごう。サーッとした雨が降ったかと思えば急に晴れ間が広がってまぶしいっ。只今気温は18℃。本日こちらは荒東風です。
来週は新月はじまりで、地球、月、太陽の位置が揃い踏み。さらにこうも七変化するお天気を体感していると、はじまりの予感はこんなに荒ぶるエネルギーなのかと、今週ふつふつしていたものがどんなふうに現れてくるのだろうかと、ドキドキ、ソワソワ、ハラハラとさえしてきます。
みなさんは、どんな一週間でしたか?
不安の中にある安心に触れられましたか?不安と向き合うというのは、安心を思い出す、見つける方法のひとつでもあって、これかぁ……と不安の中にあったり、不安に覆われている安心にゆだねられると心身もほろほろほろほろほろーっとほころんでいきます。楽ではない方法ですが、不安の感情を消さずに、あるものとして安心を見つけ、そのままくつろぐ。また、いつかの時にお試しあれです。
二十四節気では「立春」から、農耕の準備をはじめる目安とされた「雨水」へ移行しました。この時期は「テルミナリア祭(大晦日)」が行われていた頃でもあります。西暦2月の日数が少ないのは古代ローマにおいて2月が一年の終わりだったためです。古代ローマのヌマ歴(紀元前713年~)は2月23日を一年の終わりとしてテルミナリア祭の前後に2年に一度、閏月を設けて日数を調整する太陰太陽暦に近いものでした。その後ユリウス歴(紀元前45~)になってもテルミナリア祭のある2月を調整月として、現在のグレゴリオ歴にも継承されています。テルミヌスは境界を司る古代ローマの神。テルミナーレは終わりの意味。ターミナルは終着駅であり始発駅。そう、そして日本では、2020年から2月23日は天皇誕生日、祝日です。
【ゆらぎと眠りのリズム】では、2/20~2/23は「放たれる勢い」。どんな23日になるでしょうか。
それでは、【ゆらぎと眠りのリズム】
2/20~2/26をお届けします。
△2/20(336 月1)朔日
「あえてなにかをするのではなく、その場で起こっていることに身をあずける」
△2/21(337 月2)
「ポンと励まされてそのまま話す、そのままの言葉を聴く」
△2/22(338 月3)
「滝水のように放たれ、はらり、創造性が舞う」
△2/23(339 月4)
「放たれた勢いで分岐する。それらを組み立てて仕上がる」
△2/24(340 月5)
「この人に渡してみるとどうなるかなとパスしてみると、動きやすい動きがみつかる」
△2/25(341 月6)
「縦、横、斜め、旋回して見える景色。たなびく稜線の流れ」
△2/26(342 月7)
「ポンポン音を重ねると音がふくらみはじめるように、断片から要素が生まれる。見つけにいく」
〈軌道数ごとのポイント〉
軌道数の出し方はこちら
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https://yuraginemuri.hatenablog.com/entry/2023/01/07/183147
【1】火種を感化しあうような交流。
【2】観察モードから一歩踏み込んだ先へさらにもう一歩踏み込む、踏み込める。
【3】タイプの違いやそれぞれの持ち味を楽しむ、引き出す。
【4】いつもは行かない場所に行ってみる。目的からはずれてみると出会える妙。
【5】来週にむけてのコツコツ作業がけっこう楽しい。
【6】サポートしてサポートがあってのびのび動けます。サポーターの存在感。
【7】立ち位置を変えてみると、背景が変わり、景色が拡がる。
【8】ふんばり時を感じて、陽気さのなかにキリッとまじめモード。
【9】ひとり時間を満喫してやわらかくふみこみだす。
季節もほころび、準備運動しつつもその一方で進行中のものはぐいぐい進行していきます。春分前の荒波がありつつ、あたためてきたものがふくらんできているので、ここまできたらどこからなにがきてもじっくり構えて、小さじ1杯と言わず大さじ5杯は「遊び心」があるとさらに展開していけるようなリズムです。
今日も来週もいい眠りを。
蓬の新芽にほっとします。