朝、目が覚めて、思い起こしたのは餅ばあちゃんこと桑田みさおさん、ヤマニ醤油のおばあちゃん、祖母のおもかげと仕草。お三方に共通しているのは手つきや仕草、佇まいのほんわかしたほどけるようなやわらかさ。わたしはまだまだ、指先のほんの1mm先に手をのばして、ひとりで何でもしてしまおうとするから、でも、そんなことは出来っこなくて、ゆらぎと眠り愛好家の方々や、音茶マイスターに相談したり、みなさんに担ぎあげてもらい、応援してもらい、手をのばした分おだやかさがやってきて、そのおだやかな空間にいられるよう、いつか、先達の方々の佇まいに近づけるよう、落ち込んだり、笑ったり、さみしくなったり、楽しくなったり、おこったり、やわらかな気持ちになったりと、彩りたっぷりで生きて参ります。
今日はほぼ一年前に訪れたお山と滝へ再訪しました。久しぶりに会った音茶マイスターと、一年前が十年前みたいだねー、と話をして、ギュッとつまった一年を事こまかに話すことなく、山に登りながら、滝に向かいながら、思い返すでもなく、一足歩くたびに反すうしたことが通りすぎてゆくような、そんなひとときが過ごせました。
ありがたいなあ。ありがたかったなあ。今もまだ余韻に守られているまま、少々眠たくもなってきましたので、オチがあるようにはあまり思えませんが今日のところはこれにて。
今日も「首を右向き左向き」で、あごの力みも抜いてみて、
ほんわかいい眠りを