2022年10月8日からスタートした〈リズムナンバー〉が一周年をむかえました。
ありがとうございます。
ぎこちなくはじめて、はじめてしまって、徐々に、少しずつ、軌道数別のポイントを出しはじめてから、それこそ、リズムが生まれてきて。固まるものではないんだなあという流れが、まだまだこれからを感じさせてくれます。
3年後、5年後、10年後……
〈リズムナンバー〉は、めぐる季節とそれぞれのリズムをたずさえて、どこに辿り着いているでしょうか。
2年めもどうぞよろしくお願い致します。
みなさんは、どんな一週間でしたか?
今日は川匂神社の大祭で、10時頃から町内を移動してまわるお囃子が聞こえました。私はお囃子の音に、代替えではない霊性に響く、幻想と怪しの、朱い提灯を連想します。お囃子が聞こえなくなってからも、朱いお囃子が響いています。
それでは、今週も【リズムナンバー】
10/9~10/15をお届けします。
△10/9(202 月25)
「空を見上げる。日中のんびり」
△10/10(203 月26)
「薄いベールの位置について……ヨーイ……」
△10/11(204 月27)
「ドン!まだ見ぬ、その先へ」
△10/12(205 月28)
「ひとつめにすべてある」
△10/13(206 月29)
「つないでいく」
△10/14(207 月30)
「動いて動かしていく、読む、読みあげる」
△10/15(208 月1) 🌑
「すぽんとはまる。だからって急だよ、でも、すぽんとはまる。」
〈軌道数ごとのポイント〉
軌道数の出し方はこちら
⬇️
https://yuraginemuri.hatenablog.com/entry/2023/01/07/183147
【1】振り幅が大きいです。全身を使って動いているかと思えば、静かに観察がはじまったり。どちらにしても熱量があります。練習の日々。
【2】見つけながら話す。探しながら見つかっていく。いつもとは違うリズムにふれ、現実にする力。
【3】もう一度ボールが投げられ、パズルがうまっていきます。さらにこぼれたボールをひろい、じっくりやる。くつろぐ気配の安定感。
【4】実り、熟して、落ちて、養う。明日のことはわからないまま生きていく逞しさ。いつもとは同じではない日々。
【5】理解して先取りしない新鮮さと先取りしても先取りしきれない新鮮さ。伸び代たっぷり、本番へ。
【6】全体を観て、要と細部を洗練させる演出家の質が現れます。技術を経て、起こってくるもの。
【7】調べに調べたものをひとつひとつ試してみるターンです。ここからまた、はじまる。
【8】レッスンに色がついてきます。動きながら見つかっていく飛び級しない創造が、来週ひとつ仕上がります。
【9】不安を隠していても隠せていないそのままでいく。頑なさがほどけていきます。
雨が続いたあとの秋晴れは清々しく、トンボも空高く飛び交います。
今週は、大根、蓮根、とろろ芋……新米とつづく実りのリズムです。
今日もいい日を、来週もいい眠りを。