みなさんは、どんな一週間でしたか?
私はついに行ってきました。「君たちはどう生きるか」を音で観に行ってきました。
この作品だったから、なのかもしれませんが、音で観ると空間全体で観る感覚になり、声のトーンや表情も手伝って、台詞を音で覚えています。それと、音楽、音響が全身を使って観ている体感を促してくれます。いままでになく映像が音楽とともに拡がりましたし、人の脳と聴覚がもつアナログ的臨場感が感情とリンクして、場面展開した穏やかなシーンでは5秒、6秒、幾度か寝ていたりしました。
実写だとどうなるか、他のアニメーションだとどうなるか、身近な暮らしの合間だとどうなるか、なにかとしばらくこの方法で観てみます。
「崖の上のポニョ」を観たとき、宮崎駿監督作品で水をモチーフにした作品をもうひとつ観ることができたらなあと思っていたのですが、まさか、こんなに社会現象メタファーな作品になるとは思っていませんでした。
劇場を出て、館内を出て立ち止まり、思いがけず声に出てきたのは、「監督、引退する気ゼロだ」でした。もともとはそうであったかもしれない。それくらい、いままでしてきたことがぎゅっと詰まっていたし、でも、創作していくうちに、ラストに近づけば近づくほど、その向こうが湧いてきてしまったのではないか。なんといっても、青鷺は渡り鳥でもありますし。
上映中にもういっかい、観に行こう。
それでは、今週も【リズムナンバー】
10/16~10/22をお届けします。
△10/16(209 月2)
「ごつくてどこかPOPなアンティーク」
△10/17(210 月3)
「水に浮かんでにじんでくるもの。浸みだすもの」
△10/18(211 月4)
「スッスッと植える。植えたあとの景色」
△10/19(212 月5)
「乗車して移動する小旅行」
△10/20(213 月6)
「ほぐしと冴え。先の先が先にみえる」
△10/21(214 月7)
「刻一刻と流れ移りゆく空」
△10/22(215 月8)
「会話にふくまれているやりとりをする」
〈軌道数ごとのポイント〉
軌道数の出し方はこちら
⬇️
https://yuraginemuri.hatenablog.com/entry/2023/01/07/183147
【1】練習と観察が続いたあと、することがなんにもなくなります。はじまりの足音、はじまってる足音、田園風景。
【2】つかみどころのないものに線光が走り、ほれ、やるよ!とお尻をたたかれたり。チームワークで魅力がみつかっていきます。
【3】じっくり流れにのっています。風にゆれ、耳を澄まして方向性が決まります。かけだしの努力中。
【4】大きくなったり小さくなったり。今日という日に創れる見過ごしていたもの、そこにあるもので創造する。
【5】同じことのくりかえしではないくりかえし。探求心が内側に向かいます。観察と客観、試しつづける。
【6】「おーい」と自分自身に呼びかけてみると、あれ、もうやってた……。流れゆくように、のびのびと着々と。
【7】手堅さを感じて気分転換へ。くつろぎのひと時がありますが、また固まりそうになり…なる…けれども、じわーっとほどけていきます。探求心の旅へ。
【8】2層、3層の仕かけを構想中ですが、いったんはなれます。行き詰まってはいないけれども手をはなせる。
【9】そこにいるだけでは学べない学び。そのままの完成へ。
10月17日は
お米の収穫を感謝する「神嘗祭」です。
ここひと月~半年分のしてきたことが集約され、現れてきたことへの振り返りと立ち返り。
思い描いて着地したことが肚におち、行動に移っていきます。
今日もいい日を、来週もいい眠りを。